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2007年11月15日付の記事
秋の鎌倉散策  十三仏詣り その1

十三仏詣りとは

「十三仏詣りは最高の先祖供養の御詣りです。十三仏の諸尊は、生まれ年(干支)夫々の本尊として、私たちの一生を守り、冥界への旅立ちには中陰から年忌のご本尊さまとして、現世から未来永劫にいたるまで、私たちをお導きくださいます。報恩謝徳、諸願成就のため年一回は、鎌倉十三仏詣りをすることをおすすめします。」(鎌倉十三仏・霊場 巡拝の案内より)
 
 十三仏の信仰は南北朝時代から始まったといわれていま鎌倉の十三仏札所を参拝巡礼することにより亡者の菩提を弔って十三仏を供養しながら、仏と向きあう。各お寺の十三仏の御朱印を集め、その御朱印帳を亡くなった方のお棺にいれると、その方が極楽浄土に旅立つことができるといわれ江戸時代には、多くの方が十三仏参りをされたとも言われています。

【六番札所】弥勒菩薩(変成王、六・七日忌)浄智寺

今回は、北鎌倉駅を出発して、最初に十三仏の【六番札所】である浄智寺 に向かいます。紅葉には、まだ先ですがムラサキシキブの花が咲き、ススキの穂も揺れて秋真っ盛りです。本堂の弥勒菩薩にお詣りしましょう。
(弥勒菩薩は変成王、六・七日忌)




【五番札所】地蔵菩薩(閻魔王、五・七日忌)円応寺




次に、建長寺の向かいの円応寺 です。ここには、地蔵菩薩が変身された閻魔王がいます。人には生まれて以後、生涯その人の善悪を記録する神がいて、王の前に大きな鏡があって生前の行為が全て写し出される。以後の裁きの中である者は成仏し、ある者は人、天、地獄の世界へと送られるといわれいます。 

【九番札所】勢至菩薩(一周忌、都市王) 浄光明寺

次は、扇ヶ谷にある十三仏のお寺を巡ります。まず最初は、浄光明寺 です。ここは、1年目に亡者が裁かれる都市王(勢至菩薩が変身された)がいるお寺です。亡者に正月16日と7月16日のやぶ入りが認められています。




【七番札所】薬師如来(太山王、七・七日忌)海蔵寺




海蔵寺の王は、薬師如来が変身された太山王で、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人界・天上の六つの世界への亡者の行き先を決めるとされています。

【四番札所】普賢菩薩(五官王、四・七日忌)寿福寺

次の寿福寺は、普賢菩薩が変身された五官王がいらっしゃるところで、王は、身・口七罪の軽重を計り、帳に記して閻魔王に秦上する役目をされているといわれている。




【十二番札所】大日如来(拔苦王、十三回忌)極楽寺




次は、鎌倉駅西口まで歩いて江ノ電に乗り、極楽寺駅まで行きます。極楽寺は、大日如来が変身された拔苦王がいらっしゃるお寺です。亡者が、十三年目に裁かれるところです。いわゆる十三回忌の法要。

【十三番札所】虚空蔵菩薩(慈恩王、三十三回忌)成就院




次に、紫陽花で有名な成就院を訪ねます。十三仏である虚空蔵菩薩は、極楽寺の切り通しの成就院の前の虚空蔵堂に安置されています。(慈恩王、三十三回忌)





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