
鎌倉の七福神詣は一日で巡れます。色紙に御朱印をいただくと良い記念にもなりますね。
■浄智寺(布袋尊)
弥勒菩薩の化身ともいわれる布袋様ですが、浄智寺境内の奥の洞窟に祀られています。普通布袋さまといえば大きな袋を持っていますが、こちらの布袋像は袋を持つ代わりに、にこやかな表情で前方を指差しています。大きなお腹をさすると御利益があると言われているそうで、どうりでお腹のあたりが少し黒ずんでいますよね。
■鶴岡八幡宮(弁財天)
鶴岡八幡宮の旗上弁財天は、源平池に浮かぶ島にあります。ですが弁財天像はここにはなく、八幡宮境内にある国宝館の中に安置されています。容姿端麗、琵琶を弾く姿が特徴の弁財天は七福神の中で唯一の女神。芸術の神様としては「弁才天」といわれますが、金運を授けてくれる神様でもあるということで後に「弁財天」と書かれるようになったとか。
■宝戒寺(毘沙門天)
毘沙門天は本尊の左に祀られています。大河ドラマ「風林火山」にも登場した上杉謙信は「毘沙門天の化身」と称されていましたね。戦いの神様と信仰され、病魔退散の御利益があるとも。また、知恵の神様としても知られています。
■妙隆寺(寿老人)
本堂左手には石造の寿老人が、そして本堂右手の小さなお堂には、欅の一本造りの寿老人が祀られています。中国の道教が起源と言われ、長寿の神様として信仰されたようです。髭を蓄え、鹿を従えたその姿はとても優しげ。
■本覚寺(夷神)
夷神は本覚寺のシンボル・八角夷堂の中に祀られています。幕府の守り神として源頼朝が祀ったと伝えられており、七福神の中で唯一の日本の神様。漁業の神、商売繁盛の神として親しまれています。但しこちらの夷様は、大きな鯛と釣り竿を持ったいわゆる「えびす顔」とはほど遠く、武人のように勇ましい姿が特徴です。
■長谷寺(大黒天)
大黒堂の本尊である大黒天は現在宝物殿に安置されていますので、代わりに祀られている「出世開運授け大黒天」を参拝します。その隣の「さわり大黒」も人気。大黒天は台所の神様としても親しまれており、出世、開運、財富招来の福神ともされています。
■御霊神社(福禄寿)
福禄寿が祀られているのは本殿に向かって右側の宝物庫。ここには毎年九月に行われる「面掛行列」で使用されるお面が安置されており、その中の一つが福寿録です。社務所に申し出ると拝観させて頂けます。福禄寿は幸福・財宝の神で、中国の神が起源です。幸福、財宝、長寿を招く福神として知られています。
〜鎌倉ケーブルテレビ・チャンネルガイド2008年1月号掲載〜
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