鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第205号(2008年1月6日)

花の香りに誘われて(冬の花)浄智寺

   
   前号からの続きです。

   「東慶寺」の参道沿いにある「喫茶吉野」で一休み。

   店内はアンティーク調の、落ち着ける雰囲気のある

   お店です。フルーツケーキがとても美味しいですょ。

   ※ 以下の写真は1月6日撮影したものです。

  
  次に、お隣りの 「浄智寺」 を訪ねました。

  「三椏」の蕾も順調に膨らんでいるようです。

  良質の和紙の原料になるところから、紙幣にも

  使われているそうです。

  花が咲くのはまだ少し先のようですね。

   


   「曇華殿」 付近の植え込みで見つけた、万両(白)の

   葉に縋ったままの 「空蝉」


     空蝉の 爪の先まで がらんどう

                    (永江哀紅糸)

  
  
  「書院」前庭に咲く「日本水仙」


     水仙や 寒き都の こゝかしこ

                   (蕪 村)
   


   


   こちらは純白の 「房咲き水仙」


     水仙に 春待つ心 定まりぬ

                  (高浜虚子)

  
  「蝋梅」 別名 「黄梅花」

  これは「満月蝋梅」という種類でしょうか。


    蝋梅に 雀の来鳴く 日和かな

                  (鳴 雪)

   
   
   茅葺屋根の 「書院」 裏庭.

   冬枯れの庭、白い障子に「万両」の真っ赤な実が

   映えますね。