鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第399号(2009年1月17日)

◇ 花の香りに誘われて 覚園寺 (かくおんじ)

◇ 薄紅梅咲く覚園寺

   

        
        前号からの続きです。 
        瑞泉寺からの帰り道、鎌倉宮の休憩所で遅めの昼食を取っていて、覚園寺山門脇に梅の木が
        あったのを思い出し食事の後廻ってみました。
        ※ 以下の写真は1月17日撮影したものです。

   

        
        大塔宮(鎌倉宮)からは徒歩10分程の道程です。 山門には季節の花白梅と蝋梅が活けられてあ
        りました。
        夕方の境内は拝観コースの時間も終っていて、写生をするご婦人と2人程の人影しか見当たらない
        静かな佇まいでした。
                        
                        
                         寒梅や火の迸る鉄より  ( 蕪 村 )
   
        山門を潜った左手に大きな層塔が立っています。 その傍らに薄紅梅が美しく艶やかな花を付
        けていました。
        
                        
                        紅梅の暮れんとしつゝさだかなり  (高浜年尾)

        満開ではなく蕾のもの、綻び始めたもの、花開いたものと趣のある姿を味わうことが出来ました。
        
        
        
           愛染堂前庭には三つの藁囲いがありました。
           大きな藁囲いは見たことがありますが、こんなに可愛いミニミニ版ははじめて見ました。
           中にはどんな花木が囲われているのか興味が湧きました。 春が待ち遠しいですねぇ。