山門から本堂に向って参道を歩くと、ちょうど左手の椿寒桜の下辺りに「庚申塔」があります。 ここの庚申塔は「舟形」が2基「角柱形」が1基ありその中の「三猿」をスナップしてみました。 庚申信仰とは、「十干十二支による、六十日に一度めぐってくる庚申(こうしん、又は、かのえさる)の日に、夜を寝ずに身を謹んで過ごす庶民の信仰のこと。」 道教によると「人の体の中には、三尸(さんし)という虫がいて、庚申の日になると天に登り天帝にその人の罪過を告げ、それにより寿命が縮まってしまう。」 といい、この災いを防ぐ方法の一つとして、 「一晩中起きていれば三尸も体から出ることもならず、天帝に告げられることもなく、寿命も縮まらない。」と言われているようです。 また庚申塔には何故、三猿(さんえん)の彫り物があるかと言うと、これは後から結びついたと言われていますが、庚申の夜に天の神(天帝)に悪事を告げるといわれる三尸(さんし)との兼ね合いで「悪事を見ざる・悪事を聞かざる・悪事を言わざる」の三猿が結びついたといわれています。
鎌倉市内にはこうした「庚申塔」が、89箇所あると言われています。 身近な所にも有りますので探して見て下さい。
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