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山田海人さんの鎌倉リポート No.18(2005年6月16日) |

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 クリームを入れたビン
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鎌倉の海岸に寄せられるビンの多くは化粧品のビンです。 今日はなかでもクリームを入れたものを紹介しましょう。
これはガラスビンですが、クリームを入れていたようで 口が大きく、浅く作られています。
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この容器は陶器製で、口がもっと大きく、底も浅く できています。 陶器製は珍しいので底の部分をよく見てみました。
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 陶器製のクリーム入れ
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 底には官制品のマークが
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底には、小さく官制品の印であるマークと数字が エンボスで書かれています。 この官制品が軍隊が 民間の製品に付けさせていたもので昭和16年から 昭和20年の5年間だけ行われていたようです。 数字の上のマークは岐阜県の業者のマークではと 陶器に詳しい方のコメントでした。
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クリームを入れたビンをはじめ、鎌倉には化粧品の ビン類が多いように思います。 昔から女性がだいじに されていた町なのかも知れません。
このビンはいつのものか不明ですが、欠けてもいない もので綺麗なビンです。
こうして手にとっていると鎌倉の昔の様子が伝わって くるようです。
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 クリームを入れたビンも綺麗なビンです
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