鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第394号(2008年9月23日)

コルク栓の大學目薬

 海辺に向かうバスにはお墓参りの

お客が一杯、お彼岸の季節です。
 今日のお宝は コルク栓の大學目薬

明治32年から発売されていたそうです。

ビンの中にはコルク栓が入っていました。
 ビンには大きなエンボスで大學目薬と

参天堂と書かれています。

側面は滑らないように横のスジが入って

手にしっくりきます。ビンの高さ7㎝

幅3.5㎝と少し大きめの目薬ビンです。
 ビンによっては参天堂、参天堂薬房

と書かれた二種類があるそうです。

拾ったビンは参天堂とだけ書かれて

いました。
 大学目薬とは帝国大学附属病院眼科の処方

に基ずいて作られたことから大学目薬と

名付けられたそうです。 口のところが

少し欠けていましたがほぼ完品です。

内側は銀化していました。