鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第270号(2007年12月8日)

★散り紅葉散策、朝夷奈~十二所。

朝夷奈切通し、入り口(12月8日)

◆朝夷奈切通し、入り口

今日は、早起き、先週の紅葉狩りの心残りを晴らすため鎌倉へ。

久々に横浜の金沢から”朝夷奈切通し”を通って、歩いて鎌倉入りです。

岩肌が荒々しくむき出しになって、登るにつれて左右の崖が切り立っています。
鎌倉時代には、ここは鎌倉と六浦の港を結ぶ物資や塩の搬入路だったそうです。




◆杉の木の森、熊野神社

朝夷奈切通しの途中、熊野神社に立ち寄りました。

出会う人は、だれもいません、杉の木が茂っている熊野の権現山の森。

いつきても、ここは静寂の世界、こころが洗われるようです。

熊野神社が見えてきたとき、神社の周りに黄色い銀杏の姿が現れました。

杉の木の森、熊野神社(12月8日)

銀杏の木と本堂、熊野神社(12月8日)

◆銀杏の木と本堂、熊野神社

熊野神社の長い階段を登っていくと、

本堂の流線形の屋根の先に、黄色い銀杏の木が見えます。

ここだけは、太陽の陽が射しており、明るくなっていました。
◆紅葉の様子、朝夷奈切通し

朝夷奈切通しを進むと、木の上のほうが黄葉に色づいていました。

足元までは、なかなか日が届かないんでしょうね、
濡れて滑りやすくなっていましたので、歩くのに注意が必要ですよ。

紅葉の様子、朝夷奈切通し(12月8日)

落ち紅葉、朝夷奈切通し(12月8日)

◆落ち紅葉、朝夷奈切通し

紅葉のモミジもそろそろ散り初めていました。

晩秋過ぎですものね。

小石混じる切通しの道が、黄葉の葉やモミジの葉で埋め尽くされ、
季節を感じさせてくれるて散策路になっていましたよ。
◆銀杏のジュータン、十二所神社

朝夷奈切通しでは、最後に三郎滝の様子を観た後、
金沢街道を横切って十二所神社へ。

そろそろ、境内では、お正月の準備が始まっていました。

本堂横には大きな銀杏の木がありますが、すっかり落葉していました。
境内は、黄色いジュータンを敷き詰めた状態になっていましたよ。

銀杏のジュータン、十二所神社(12月8日)

銀杏の落ち葉、十二所神社(12月8日)

◆銀杏の落ち葉、十二所神社

ちょっとアップで観てみると、
大きな銀杏の葉っぱの上に、小さな銀杏の葉っぱが乗っかっていますね。
親子のように見えます。

陽も射してきて、今日の鎌倉散策は、ぽかぽか陽気に恵まれそうです。

この後は、報国寺を経由して、獅子舞のその後を見に行きます。

~おしまい~