鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第663号(2010年9月18日)

☆秋の彼岸、伝統神事に参加”鎌倉神楽”と”面掛行列”

◇仮面をつけて練り歩く”面掛行列”、御霊神社!

◆街を練り歩く、”面掛行列”!

暑さ寒さも彼岸までですね。風の香りも変わってきたように感じます。
3連休初日の9/18は鎌倉源五郎影正の命日、長谷の御霊神社では、”面掛行列”が執り行われました。
神輿の前に特長ある仮面を被った面掛十人衆が並び、街内を練り歩きました。
先導は天狗、その後に爺・鬼・異形・鼻長・烏天狗・翁・火吹き男・福禄寿・おかめ・産婆と続きます。
頼朝が隠里の娘を懐妊させたため、住人に許した一日限りの無礼講の名残ともいわれており、笑顔に満ちた行列でした。

◆先導するのは、高下駄を履いた天狗様。

◆妊婦のおかめさん、おなかが重そう!

◇秋空に映える神輿と飛び立ちうそうな鳳凰!

◆神輿の鳳凰が青空に映える!

◆神輿の天辺には、鳳凰!

◆行列の開始を待つ、幟!

◇鎌倉時代より伝わる、”鎌倉神楽”!

◆「剣舞」の天狗、鎌倉神楽

◆「笹の舞」の笹、鎌倉神楽

面掛行列の前、御霊神社境内で執り行われた”鎌倉神楽”。
”湯立て神事”とも呼ばれ、釜の煮えたぎった湯を用いて神事を行い、無病息災、五穀豊穣などを願うそうです。
今年は「吉」! いい年になりそうですよ。