ほぼ週刊サキドリニュース

2018年3月5日付の記事
鎌倉市川喜多映画記念館日本映画の新しいカタチ

2018年3月23日〜25にかけ、鎌倉市川喜多映画記念館にてイベント「日本映画の新しいカタチ」が開催されます。

この特集では、新進気鋭の若き映像作家の作品を上映。テーマは《自分を映す鏡》です。
スイスの映画監督ダニエル・シュミットは、「他人を描くことは、自分を描くこと」と言いました。人は誰かと向き合ったとき、翻ってみえてくる自分の姿、あるいは相手との関係の中でみえてくる自分の態度や特質とも向き合うことになります。これは他者にまなざしを向ける映画というもの全般に言えることではありますが、今回ご紹介する作品にはその特徴をはっきりとみてとることができます。
かつて過ごした場所に母と赴き、出会った人や生活をともにした人たちへのインタビューを通じて自らと向き合う『沈没家族』、家族でも友人でもなかった二人の女性が、共同制作の作業の過程で互いに接近していく『螺旋銀河』、自らの辿ってきた道を家族や友人との関係を通じて想起し、再び自分たちで演じることによって物語る『あるみち』、それぞれの視点で描かれる三つの作品をお楽しみください。
【スケジュール】
2018年3月23日(金)
11:00〜12:13 螺旋銀河
12:50〜14:02 沈没家族
14:30〜15:55 あるみち

2018年3月24日(土)
11:00〜12:12 沈没家族
12:50〜14:15 あるみち
14:45〜15:58 螺旋銀河+After Talk

2018年3月25日(日)
11:00〜12:25 あるみち
13:00〜14:13 螺旋銀河
14:45〜15:57 沈没家族+After Talk

※どの回のチケットでもAfter Talkにご参加いただけます。After Talkの内容は追加・変更となる場合がございます。

料金 1,000円(小・中学生500円)

チケットのお取り扱い店
記念館窓口 0467-23-2500
たらば書房 0467-22-2492
島森書店(鎌倉店) 0467-22-0266上州屋(大船駅前) 0467-43-1000