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リポート |
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KIさんの鎌倉リポート No.40(2007年4月6日) |
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| 鶴岡八幡宮のルーツを旅して(その3)〜大宮八幡宮の桜まつり |
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年明けの頃から鶴岡八幡宮のルーツをたどって,京都,河内,茅ヶ崎,そして鎌倉へと旅して詣りました。 調べてみると,実のところ,自分の住む東京都内にも鶴岡八幡宮と由来を同じくする神社がいくつか存在することを知りました。 今回,ご紹介する大宮八幡宮もそのひとつ。 先月末に訪れたとき,神社では桜まつりが開催中でした。 |
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大宮八幡宮は東京都杉並区にあります。自宅(小金井市)から中央線と京王井の頭線を乗り継いで20分ほどです。 西永福の駅で下車し慌しい東京の下町を歩くこと約10分。和田堀公園の静寂な森林に囲まれた一角に大宮八幡宮の境内があります。 朱色の立派な鳥居と満開のソメイヨシノに彩られた参道(約300メートル)を経て本殿へと至ります。 |
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自分が大宮八幡宮についたのは午後4時過ぎ。それでも,春分を過ぎたせいでしょうか,あたりはまだ明るく日が長くなったなと実感させられます。 満開の桜の下,花見席が設けられていました。振舞われた甘酒や饅頭などを口にしながら,まったりと満開の桜を見上げるのもいいですね〜♪。 境内は巨大な鶴岡八幡宮ほどではないですがそこそこの規模で,本殿を中心に授与所や神楽殿など一通り充実しています。また,神主さんをはじめ,巫女さん,神職さんが常駐しています。 有名な観光スポットというわけではないので,桜の時期でも参拝者がどっと押し寄せるといった感じではありません。 ちらほらと訪れる参拝の人にはご近所さんも多いのか,巫女さんや神職さんと知り合いの人も居るようでした。 |
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大宮八幡宮は,西暦1063年に源頼義公が石清水八幡宮より分霊を勧請して建立したのが始まりです。シリーズ1,2回目からおなじみのお方ですね(^^)。 少し復習しますと鶴岡八幡宮の前身,由比若宮もまた1063年に頼義公が石清水八幡宮を勧請して創建したのでしたね・・・思い出していただけましたか(笑)。 要するに,杉並の大宮八幡宮と鎌倉の鶴岡八幡宮はともに, 同じ勧請元から,同じ年に,同じ人によって創られた,いわば双子のような関係なのですね〜。 |
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午後6時,桜まつりの一環で,雅楽(管弦)と神楽舞の奉納演奏会が行われました。 本殿の中,まずは神様に一同礼拝。 神前での催しだったので,イベントを見物しているというよりは神事に居合わせているといった感覚ですね。30分ほどでしたが,古楽器の音色や優雅な神楽舞にしばし俗世を離れたようなひと時でした。 |
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夜19時,管弦と神楽の夕べが終わって,外に出るとすっかり暗くなっていました。 この日は20時まで境内は開放されており,夜桜もゆったり鑑賞できるのがうれしかったですね。 夜風が吹き抜けるたび,砂利のうえに桜吹雪が降り注ぎます。 閉門間際,神主さんから少しお話を聞くことができました。 「奥州を平定して凱旋した源頼義公はよほどうれしかったんでしょうね。自分の領地のいたるところにで八幡大神を祀る神社を建立していますね」 11世紀に坂東や奥州の反乱鎮定で顕著な戦果を挙げた源頼義公ですが,平安京に帰る途中に(特に関東に)石清水八幡宮の分霊を祀りながら西へと向かっていたようです。 大宮八幡宮も鶴岡八幡宮も,前回紹介の茅ヶ崎の鶴嶺八幡宮も実はそのようにして誕生した八幡宮のようです。ざっと調べたところこの3社以外にも都内や関東の他県に源頼義が建立したと伝わる八幡宮がいくつか存在するようです。 今風の言い方をすれば,八幡宮マニアともいえるような頼義公の信仰心と建立事業が,現在の八幡信仰の普及にも結構寄与しているのかもしれませんね。 |
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夜20時を過ぎ,神社が閉まった後もライトアップされている参道の桜と鳥居を眺め,桜まつりの余韻を楽しみました。 この大宮八幡宮の存在を知ったのはつい最近,この3月のこと。自宅のすぐ近くに,鶴岡八幡宮の双子ともいえる神社が鎮座しているとは・・・ ホント,灯台もと暗しとはこのことですよね〜 ちょっとしたうれしい発見でした。神域の桜&夜桜に神事にと堪能した,大宮八幡宮の半日でした。 |
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