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女将さんの鎌倉リポート No.16(2006年5月12日)

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長谷の花便り 鎌倉文学館



鎌倉文学館
鎌倉市では明治から昭和初期に建てられた洋和風建築物・門塀などの工作物を、「景観重要建築物等」と指定し、保存と活用を図っています。

長谷にある「鎌倉文学館」もその一つ

昭和11年に前田家16代当主が別荘として建築し
後に佐藤栄作元首相が別荘として利用した時期もありました。

三島由紀夫の小説「春の雪」の一場面にもなったという「鎌倉文学館」は、広い芝生の向こうには海も広がり、ステンドガラスや丸窓など、ロマンチックな恋物語の舞台にうってつけの要素が一杯です。


もう一つロマンチックな要素に加えたいのが「薔薇の花」

鎌倉文学館の「薔薇園」はさほど大きくはありませんが、それでも憶えきれないほどの種類の薔薇があります。

まだ咲き始めたばかりなので、1ヶ月程は楽しめそうです。


イングリットバークマン



ブルーリバー









         回りの花片が縮れています。


荒城の月



卯の花
卯の花の匂う垣根に 不如帰はやも来鳴きて♪

今朝 「キョッキョキョキョキョ・・」と今年初めての不如帰の鳴き声を聞きました。

西岸良平の「鎌倉物語」第9巻 第100話に不如帰の話が出てきます。

鎌倉の山奥に住む「不如帰」という名の魔物が、人間に自分の子供を育ててもらう話です。

話の最後に

せわしいけれど、どこか悲しい不如帰の鳴き声・・・
産みの親を知らず、我が子を育てる事もできない悲しさがこめられているのだろうか

と結んでいます。

「キョッキョキョキョキョ・・」

お願い夜中は鳴かないでね!


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