ほぼ週刊鎌倉新聞2003年5月1日（木）

吉屋信子記念館／鎌倉文学館

吉屋信子記念館

5/1～3　一般公開している吉屋信子記念館へ行って来ました。

書斎。椅子に座るとちょうど目の前の窓の外に藤棚が…写真では分かりませんが、天窓もついています。

5/1～3　一般公開中の吉屋信子記念館に行って参りました。
女流歴史作家・吉屋信子が晩年を過ごした家で、当時のままに保存された館内や庭園、ゆかりの品々を見学出来ます。

正門にあった案内板です。

「花物語」は当時の女学生の心を魅了し、大好評を博したそうです。

生原稿も展示されていました。

しっかり使い込まれた辞書。

芝生の庭も、自然な感じで落ち着きます。奥には東屋も。

鎌倉文学館

次は鎌倉文学館へ。入口付近のツツジが見事でした。

庭園からは由比ガ浜がのぞめます。まさしく絶景！

引き続き、歩いて数分のところにある鎌倉文学館へ。平日にもかかわらずたくさんの人が訪れていました。2003年4月25日～6月29日小津安二郎の生誕100年記念の企画展が開催されています。
館内は撮影禁止ですので中の様子はお伝えできませんが、小津安二郎の子どもの頃の宿題、監督時の台本、日記、直筆ノートなど、ゆかりの品々が数多く展示されています。「東京物語」など小津作品に出演された女優さんなどの懐かしい写真なども展示されていて楽しめます。
もちろん常設展示もご覧いただけますし、独特のデザインの洋館や内装、眺めが良くて気持ちの良い庭園など、様々な楽しみ方のできるスポットです。

ツツジはまだ咲き始めといった印象。これからですね。

黄色いバラが、２つ３つ花を付けていました。こちらもこれから。

いつ見ても立派な洋館。中からの眺めも最高です。