鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第1号(2009年7月11日)

初鎌倉リポート!大町・材木座を歩く(その1)

本覚寺の蓮とノウゼンカズラ

本覚寺

蓮の花

 鎌倉Today初リポートと言うことで、はりきって、鎌倉を歩きました。鎌倉駅から大町・材木座のお寺を中心に歩きました。
 まず、最初に訪れたのは、JR鎌倉駅のすぐ近くの本覚寺です。鎌倉駅側からは、境内脇の門をくぐり、いきなり本堂に出ます。まず最初に目に付いたのは、蓮の花とそれを取り囲むカメラマンでした。どうやら写真教室のツアーのようです。隙を見て、蓮の花の写真を撮りました。お寺に似合うのは、やはり立派な蓮の花です。このお寺は池に蓮の花があるのではなく、大きな瓶に植えられた蓮です。

ノウゼンカズラ

総門

 この時期、鎌倉で良く見かけるノウゼンカズラの花も咲いていました。ただ、咲いている場所はあまり良くありません。お手洗いの脇に咲いているからです。こうしてクローズアップして写真を撮れば、トイレの脇だと言うことは分かりませんが。
 鎌倉駅から遠い方が正面のようです。立派な門は、そちらにあります。夷堂もこの門に向かって、右側にあります。本覚寺は、こぢんまりとして、境内もそれほど広くないお寺です。

妙本寺のノウゼンカズラ

総門

石段と二天門

 本覚寺から少し東へ歩いたところに、妙本寺があります。「ほぼ週刊鎌倉新聞」でも紹介されていたので、是非行ってみたくなりました。もちろん、目的はノウゼンカズラの写真を撮るためです。
 まず総門をくぐり、境内に入ります。すぐに左手に方丈門が見えますが、ここから入らずに、さらに境内奥へ向かいます。すると、石段の上に二天門が見えて来ます。総門から二天門へと続く道は、なかなか良い雰囲気でした。

二天門

祖師堂

 石段を上がると、いよいよノウゼンカズラが咲く場所に近づきます。二天門の向こうに、ちらちらとオレンジ色の花が見え始めます。門から写真を撮っている人が見えてきて、やっぱりここもカメラマンが多く訪れるお寺だと実感しました。
 この門のすぐ内側にノウゼンカズラが咲いています。正面に見えるのは、本堂ではなく、祖師堂と呼ばれる建物です。花とお寺の建物が絶好の被写体になるようです。ノウゼンカズラは、花の色がはっきりとしていて、ちょうど良いアクセントになる感じがします。

ぼたもち寺

ぼたもち寺

境内の花

 常栄寺が正式な名称ですが、妙本寺総門を出て左へ歩いて行くと、ぼたもち寺があります。この辺りは、日蓮ゆかりのお寺が点在しています。このお寺もそのひとつで、この地に住んでいた尼さんが、幕府に捕らえられた日蓮にぼたもちを差し上げたのが、名前の由来のようです。
 本当にこぢんまりとした小さなお寺でしたが、とても良い感じのお寺で、境内にはユリの花やこんな花などが咲いていて、良い雰囲気でした。

八雲神社

御輿

祭礼を見守る人達

 常栄寺を出て、少し歩いた辺りに八雲神社があります。この日はちょうどお祭りでした。訪れたのは午前10時半頃だったと思いますが、ちょうど本殿の中で神主さんが、お祭りの儀式をされていたところでした。本殿前には御輿が並んでいます。
 厳かな祭礼を近所の人達や、訪れた観光客達が、そっと見守っていました。ちょっと写真を撮りにくい雰囲気だったので、そっとこの2枚だけ撮って来ました。
 (第2号へ続く)