鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第324号(2008年10月18日)

◆ 大船観音寺 ①

◆ 大船のシンボル白衣観音

   【観音様と青空と月】

          江ノ電の鎌倉への玄関口は藤沢駅ですが、JRの鎌倉への玄関口は大船駅になりますね。
          その大船駅の直ぐ近くの小高い観音山の上に佇む大船のシンボル的存在大船観音。
          何時も電車の車窓から白亜の美しい観音様を眺めては、もう直ぐ鎌倉だなぁなんて思って
          いたのですが大船の街も鎌倉の一部なんですよね。
          今回初めて大船観音寺を訪ねてみました。
                  ※ 以下の写真は10月18日撮影したものです。

   【参道入口】

   【慈光堂と原爆被災祈念碑】

         大船駅西口から徒歩で4,5分程で参道入口に着きます。さらに坂道を4,5分程上ると山門です。
         山門を潜った左手に照心閣、正面の少し高い所には慈光堂、その下には原爆被災祈念碑があ
         ります。

   【赤い幟の立ち並ぶ石段】

   【石段上付近】

        山門の所を右方向へ行くと赤い幟の立ち並ぶ石段があり観音様が顔を覗かせています。
        石段の数を数えようと思いましたが、写真のカップルが数えているようでしたので勝手にお任せ。
        石段を上り切った所でカップルの会話を聞いていましたら、72,3段あったようでしたね。
        石段途中左手の建物は鐘突堂です。

   【奉納絵馬】

   【白衣観音胸像】

            石段を上り切った芝生の先には、観音様が慈悲深い眼差しで迎えてくれました。
            上半身だけのお姿ですが、高さ25m、巾19m、奥行13mもある巨大なものです。


   【正面像】

          白衣観音像(びゃくえかんのんぞう)は昭和35年(1960)4月に完成。
          頭上には阿弥陀如来像を載せ、胸には瓔珞(ろうらく)の飾りを施した美しい観音像です。

   【慈悲深いお顔】

   【頭上の阿弥陀如来像】

   【胎内に安置されている観音像】

   【境内からの景色】

         観音様の裏側からは胎内に入ることが出来ました。
         中には小さな観音像が安置されており、完成までの年表や写真などが展示されてありました。
         観音様の周りを一巡できる小道があり、色んな角度から美しいお顔を拝観できました。
         広場からは大船の街並みを眺望することが出来ます。

                                                         つづく