鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第251号(2007年5月22日)

活き生な虫達

 昔、と言っても昭和30年代までは鎌倉の野山には

 このエビネランがあちらこちらにはえていました。

 エビネもよく見ると虫を誘うように花弁が伸びて

 いますね。
 虫にはこのようなハエも含まれます。

 ハエだって花粉を運んでいるのです。

 一茶は「手をする」と表現しましたが

 鎌倉のハエは南無阿弥陀仏と拝んで

 いるように見えます。
 ハチの体にはこんなに毛がはえて

 いるのかと思う程毛むくじゃらです。

 この毛に花粉が付いて運ばれるのですね。
 こんなコンコルドな虫も羽を

 休ませていました。
 ハエの仲間にも毛むくじゃらなのが

 いました。

 虫達もせっせと社会貢献していますね。