鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第295号(2007年10月10日)

孔あきのサクラガイ その2

海辺も秋深まってきました。

いよいよサクラガイの季節になりました。

今日の材木座には2枚そろったサクラガイ

が多く打ち上げられていました。
バラバラになりやすく、殻も割れやすい

サクラガイがこうして二枚そろって拾える

のは珍しいことです。
今日は二枚そろったものが224ヶも拾えた大漁だった

ので、去年12月9日に行った「孔あきサクラガイ」の

調査をもう一度してみました。

224ヶのうち、ツメタガイが孔をあけた貝が196ヶ

(87.5%)もあり、前回の83%より被害が多く

なっていました。
孔のあいていないサクラガイは、28ヶ

(12.5%)しかありませんでした。

前回は17%でしたが今回は12.5%とさらに

減っていました。 ツメタガイの数が増えて

いるのかもしれません。
きれいなサクラガイは殻も薄くツメタガイに

襲われやすいのかもしれませんが、何か守って

あげる方法はないでしょうか?

 とりあえずツメタガイの卵の塊「スナジャワン」

を駆除するのも一つの方法かも知れません。