鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第38号(2005年9月14日)

打ち上げられた貝

珍しいシドロガイ

 鎌倉の浜辺に打ちあがる貝には幾つかあります。
1.今 地先に棲んでいる貝
2.昔 地先に棲んでいた貝 今は絶滅したが
  殻が残っていたもの
3.食堂や家庭で食べられた貝殻(遠くからのもの)
  バーベキューで食べて捨てられた殻もあり

 これを頭の隅に置いて探すといろいろな貝殻が
拾えます。 時には珍しいシドロガイも落ちていま
した。
 砂浜で見つけやすい貝は、サクラガイなど目立つ
ものです。しかし、砂浜では目立たない貝でもよく
見ると綺麗な貝が幾つもあります。

地味ですがよく見ると綺麗な貝

大きな貝もたまに拾えます

 右のハマグリは相模湾ではすでに絶滅したと
云われています。これはバーベキューで捨てられ
たのでしょうか? 赤貝も同様なのでしょうか?
 ちなみにこれまで最大のハマグリは11センチ
に届かない10.8ミリとかだそうです。
 鎌倉の浜辺で時たま拾える大きなアリソガイです。
11.8センチもあってお宝ものです。ハマグリの
ようですが殻が薄いのが特徴です。実はこの貝わが国
最初の養殖された貝です。美人のクチビルと中国では
名前が付いているようです。

これは最大級のアリソガイです

これも大きな貝でした。

 私は浜辺を歩くときメジャーも一緒に持って
行きます。そして大きな貝を見つけると計って
図鑑などで最大殻長のものは拾っています。
 ハマグリの11センチものやサザエの15
センチものを拾ってみようと期待しています。